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潤さんが旅立ってもうすぐ一年。
橋渡しは過去のモノになりつつありました。
そんなある時、「橋渡しをもう一度ライヴで聴きたい」という声を頂きました。
嬉しさと戸惑いと・・・

「潤さんが居なければ橋渡しではない」

と同時に

「橋渡しの曲たちがこのまま葬り去られるのは寂しいし忍びない・・・」

橋渡しの曲は、
『潤さんが最初のアイデアを考え～二人で話して膨らませ～僕が最後に形にする』
というやり方で作ってきました。
そこには潤さんの断片が沢山詰まってます。
再び演奏することによって、曲には新たな生命が注ぎ込まれます。
それを考えると、

「橋渡しをやることには意味があるのかな」

と思えてきました。
ライヴをやるに当たって、
アルバム参加ミュージシャン全員に加えて、潤さんと繋がりが深かったミュージシャンも呼びたいと思いました。
それと、常に歌に寄り添うようにベースを弾いてきた潤さん。
『橋渡しの曲に歌詞をつけて歌ってもらう』
というサプライズもやりたかった。
今回集結するミュージシャンはこんな思いを受け止めた上で、皆さん出演に快諾してくれました。ちょっと有り得ないような豪華な顔ぶれ。
潤さんが橋渡しのバンマスだったからこそ。
僕にとっては『潤さんからのご褒美』

ありがとう、潤さん!
あの曲たち、俺たち、お客さんたちがサイコーに輝けるライヴにします♪

(渡辺隆雄/trumpet/橋渡し副リーダー)

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嗚呼もう二度と生では聞くことが出来ないんだ、
と思っていた橋渡しのあの曲たちが、
またライブで聞けることになったのですよ！！
しかもこのメンツ！しかも2DAYS！！
言ってみるもんだ(笑)
まずは実現に向け動いてくれたナベさんに心からの感謝を申し上げます。
そして参加してくれる素晴らしきミュージシャン皆様に心からの敬意を。

橋渡しというユニットは、
僕には潤さんそのものでした。
ジャンルにとらわれず、自由で、ひらめきと直感、知識と経験、
なにより音を出すことを愉しむ。
それをカタチにした相方のナベさんは大変だったと思いますが(笑)
今思えば、
よくぞあのCDを遺してくれました。
だからまたこうしてライブで聞けることになったのですから。
なので当日は僕が一番愉しむことにします。

あ、
「いやいやオレが一番愉しみだよ」っていう潤さんの声が今聞こえました。

(成澤真樹/LSD/言い出しっぺ)

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橋本潤君と初めて会ったのは3年前位の横道坊主のイベント「希望の日」だったかな？
名前は遥か前から知っていたんだけど、会うのはその時が最初だった。
その時に色々話した事をハッキリとは覚えてないけど、お互い同い年という事もあって
意気投合したのは覚えている。
そして横道坊主のステージを見てその存在感に圧倒されたのを忘れてないよ。
潤君の人柄もプレーヤーとしてもリスペクトで出来る友人になった。
その後俺はNOWHERE、潤君は横道坊主で何回か共演したし、潤君がNOWHEREを見に来てくれたりして親交は深めていた矢先だったんでショックだったよ。
仕事で葬儀関係に参加出来なかったので、今回この企画に参加出来てよかったです。
彼の為に良いライブにしたいです!!!

(寺岡信芳/bass)

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草野球の後の生ビールのような、
灼熱の中、とびきりブルーな海に飛び込んだような、
はたまた大雪の中、露天の温泉でぬくぬくするような、
絶世の美女に出し抜けにチューされたような、
気の置けない仲間とバカ騒ぎしたような・・・、

橋渡しのライブに行くといつも
ハッピーで爽快な音のスコールを浴びて
私の「ああ、今日もダメだった」人生まで
きらきらギラギラ輝いてる気分になります。

モヤモヤは晴れ、スカッとして
オーイエ～～ッ！！！ヒューヒュー！！！って、
悲しいばっかりじゃなくって
嬉しさや快感と共に潤さんを思い出せる事が
最高だなぁ！音楽ってエナジーだな！と思います。
橋渡しwith FRIEND ~LEGACY~
待ち遠し〜っ！

久原大河（チラシ係）

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潤さんと会ったのは忘れもしない対バンの時。
終演後、
「あの人横道の人やんな」
「誰が話しかける？」
「どうしよう」
「一人で飲んでるし俺行って来るわ」
ってね。
初対面なのに い〜っぱい話しして、何件目かの店で、
某先輩に「コレ、サイコーだろ！」ってリクエストされて流れたのがスプリングスティーン・・・

イト:「スプリングスティーン好きちゃうねん！」
潤:「俺もや！」
2人:「ノースプリングスティーン！ノースプリングスティーン！」(^O^)／

あの感じが良かったのかな〜

スキマノザラシは東京2DAYSで吉祥寺にいるって言ってたら・・・・・
翌日の昼には「イト、一杯行こうよ」って二人でいせやにね。

「イトには横道の俺を見てもらいたいんだ」って言われながらも、数回別バンドで対バン。

んで、横道！

なるほどねーーーー！

それから、何度かの共演、そして沢山の飲み！

その話してる中で「橋渡し」の話しもいっぱい。
「BASSで歌いたいんや」
って。

橋渡しのレコ発ツアーの時、関西のサポートメンバーに俺とDr.Jが呼ばれた。

潤さんからの誘いの電話に
俺:「俺らでイイの？他にもいっぱい上手い人達いるやん」
潤:「お前らとやりたいんよ、嫌なん？」
俺:「おっす、やるっす！」

んで、前日リハもガッタガッタとやって本場2DAYS。
実は自分のバンドよか相当ドキドキしてた日々。
ファイナル(大阪)の後は、別れが惜しかった俺達に、
「ジュンスケ、神戸までデートしようや」って実家までね。
たかだか一時間のランデブーが今でも忘れられんよ。

音源や映像見て、
「潤さん、もう一回やらせてよ」って言ってたし、
Wilko Johnsonと一緒にやったメールしたら、
「イト、次はパブロックバンドやろう！」
ってのも空の向こうに飛んでっちゃったな。

今回の「橋渡し」
「こんな凄いメンツで俺が弾いていいのかな」
って正直思ってるけど、
「お前とやりたいんだよ」って言われてると思ってます。

いつも持って行ってる『潤フラスコ』本番終わってたら空っぽになってて欲しいな〜

(Itoigawa/guitar/スキマノザラシ)

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大好きな男、橋本潤さんと「橋渡し」サポートとして演ったのが去年の1月の終わりのころ。
1stAlbum [Double Ax]Pre Release Tour、京都・大阪での２本のLIVE。
デキの悪い俺とGt:Itoigawaの為に、前日入りしてリハーサルをしてもらった。
なんだかギクシャクする俺に「なんだよ～ジュンスケ～。お前の感じたようにヤレよ～。」なんて。あの笑顔だ。

嬉しかったです。そして、その時「感じていなかった自分」が、とても恥ずかしかったのです。
「思ったように」ではなく「いま感じたように」。
その後の２日間のLIVE。潤さんとナベさんの音に夢中になってた。
それから、ドラムセットに向かう時はいつも、その言葉を思い返すのです。
そして、これからもずっと腹の底に据えるヤるのです。

「橋渡しwith Friends～LEGACY～」京都・磔磔LIVE。
素晴らしいMUSICIANの方々との共演！

潤さん。俺、ちゃんと感じてヤるからね！
そして、磔磔で水島さんとヤりましょう！

(Dr.J/drums/スキマノザラシ)

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橋渡しSPECIAL LIVE 2015 『LEGACY』。
この舞台にお誘い頂いたからには、
如何にガレージシャンソン歌手の変態性を、
真摯で無骨な『橋渡し』の世界に滲ませるか、が重要なのであるが、
何の事は無い。
だって橋本潤は、
白々を装いながらも、
私を上回る変態なのだから。

胸を借りますよ、
潤さん。

(山田晃士/ガレージシャンソン歌手)

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一体何なんやろな～、潤さんのあの全てを包み込む様なオーラは・・・

初めて会ったのは20数年前、横道坊主の後任ベーシストとドラマーを決めるべく潤さんとわしがスタジオに呼ばれ
ここで初めて一緒に音を出し話をしました。
ハードロック上がりのわしとしてはまた全然違うタイプのヤバそうな危険味たっぷりな雰囲気、
はっきり言ってビビリましたわ。
けど話してみると物腰柔らかい温和なその人柄に驚かされ、そのギャップにまた別の意味でビビったりしたもんです。

それから横道坊主や泥沼楽団で一杯ライブをしツアーを廻り、長い間潤さんとリズム隊を共にしてきました。
もちろん一緒に酒もよく飲みました。
わしもそうやけど、潤さんほんま酒好きやったな～。
けどわしの知る限り潤さんが酔い潰れて、いわゆる酒に飲まれてるとこは見た事ない。
ま～わしが先に潰れてたからかもやけど・・・
いつもチビチビと酒の場をほんまに楽しんで噛み締める様に飲んではった。
て言うか潤さんと飲んでるとこちらの話を親身になって聞いてくれるし、
あの独特のオーラに包み込まれたりしたら何もかも許される様な気になってついつい酒も進むねんな～。
ほんまええ酒やった。

それはもちろん音にも出るもんで潤さんのベースの音に包まれ気持ち良く叩いてるとついつい突っ走ったり
またある時は潰れたりもするけどそれらを全て受け止めてくれる寛大な潤さんそのものの音やった。
うん、全てを包み込んでくれてた。

橋渡しにも一度ライブで参加させてもらいましたが、今回の『LEGASY』はその時の、そして今までの事を
噛み締めながら潤さんオーラに包まれながら叩かせてもらいますよ。

潤さん、乾杯。

(ロジャー高橋/dr)

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『橋渡し』
まさか自分がこの舞台に立てるなんて・・・
光栄でもあり、恐れ多くもあり・・・
感極まります

俺と潤さんの一番の共通点といえばベーシスト
・・・・・の前に、阪神ファン！
2人で音楽の話は、した事無いですね（笑）

だからという訳でも無いのですが、小細工無しの真っ直ぐど真ん中で勝負します！
ま 小細工出来ないんすけどね（笑）

Brodaq(bass/スキマノザラシ)

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今回のこのライブのメンバーの中で、
橋本潤さんと知り合いになれたのは僕がたぶん一番遅くて、
潤さんの人となりについて、きっと深くは知らないままでいたのだけど、
亡くなられてから渋谷で潤さんの生誕５５周年の追悼イベントがあった時に、
それを最後までじっと観ていたら、
なんとなく、潤さんのことがどんどんとじわじわと感じられてきて、
おー、こんなにカッコいい男だったのか、と改めて知ることが出来たとともに、
ロックとは、音楽とは、そういうものでもあるのか、と強く思わされた次第でした。
そして今回のこの橋渡しのライブ、潤さんに所縁の深い方たちと一緒に、
潤さんのことをあまり良く知らないような新しいお客さんたちにも、
それこそ、文字通り、何かを橋渡し出来れば良いなあ、と
そんなふうに僕は思ってますよ、潤さん。

(吉森信/piano)

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潤ちゃん
久しぶりです。
また、旅に出ています。
今夜は雨の高速の上…ゆっくり、時間が流れています。
潤ちゃんが、病院で意識もない、
その時に、ベースを弾いているように…
指を動かしていたと聞きました。
その曲の事を、想像しています。
どんな、曲だったのか…
誰かと一緒に、ステージの上にいたのか…
それとも、新しい曲を作っていたのか…
音楽は、楽しいですね。
若い時、初めて楽器を触ったその時も、今も。

僕らは、ツアーでも
中古レコード屋で散々買って、ライブをして、夜はバーでブルースを聞いて、部屋で買ってきたレコードを聴いて、毎日が最高でしたね。
音楽は、仲間と一緒だともっと楽しいです。
今度、潤ちゃんの仲間達と音楽で遊ばせてもらいます。

渡辺さんと潤ちゃんが、やってきた橋渡し…その曲に、歌詞を考えて歌わせてもらいます。
どんな歌詞が、いいでしょうね。
僕と潤ちゃんが一緒に作った、あの曲もやる予定です。渡辺さんにアレンジをお願いしました。
そう言えば、去年のマンダラ2で橋渡しとやる予定が、スケジュールが合わなくて、できなかったのでした。
やっと、一緒です。潤ちゃんの仲間達も一緒です。

音楽は、楽しいです。
相変わらず、楽しいです。
また、スタパにも来てくださいよ。
一緒にやりますよ。
楽しみです。

(三宅伸治/vocal&guitar/三宅伸治&THE TRAMP)

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橋本君とは短い時間しか飲んだことがなくマジメな楽器などの話しかしていない。
でも音は良く分かる。勿論俺なりの曲解で。
何か彼に通じる音が出せれば嬉しい。
ああ、今更だが言い足りずずっと心残り、体調万全じゃなかったろうに 2010年の１１月、面倒な「山●晃●＆流●の朝●」のトラを引き受けてくれてありがとう。

(早川岳晴/bass)

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橋渡しは私にとって特別のユニットです。
バンドのメンバーではないけれども、極めて側にいさせてもらってきているユニットだからです。
潤さんとナベさんの織りなす剛柔かつ繊細な音世界の瞬間を私なりに捉えることは、何にも替え難き時間でした。
特に一昨年の春に３人だけでリハーサルをした時に起きた化学反応は、今でも肌がピリピリするくらいリアルに覚えています。
もちろん、たくさんのゲストミュージシャンとプレイした時に起こる
濃密な音の塊が怪獣みたいに育っていく様もたくさん体験させていただきました。
あれも毎回すごかった。。。

潤さんが旅立ってもう一年かぁ。
あちらの世界もいろんな人が旅立っていってるから賑やかになってきているのでしょうね。
でも、４月の東京と京都の橋渡しはあちらの世界にいるレジェンド達も羨ましくなるようなステージになると思います。

音はこの世とあの世をつなぐものだと私は信じてる。
潤さんのこの世を生きて来た証は、ちゃあんと曲としてこの世を生々しく生きているのですから。

(Grace/drums)

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潤さん。
潤さんとしばしのお別れをしてから、もう一年も経つんですね。早いなぁ。
またこうやって潤さんの仲間達と一日を過ごします。昨年のO-EASTや下北沢440でのアルバム発売ライブの時みたいに、賑やかで面白い連中が集まるんです。
潤さんが大好きな時間ですよー！
潤さんの大好きな吉祥寺ですよー！
待ってますねー！

(高木克/guitar)

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彼が我が家にコントラバスレッスンに通ってたのは20年近くも前だったろうか？
いつも問題意識を失わずRockerらしい空気感を湛えながらもとても謙虚な佇まいが忘れられない。

橋本潤はいったい何と戦い、どうして優しくいられたのか？、思いを巡らせるとこの混迷の世界に光明が見えてくるかもしれない。

(吉野弘志/bass)

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なんか言ったところで、俺の言葉なんて陳腐なだけだ。
「音」だよ。「音」しかないよ。全力尽くして演奏するのみ。

(酒井泰三/guitar)